「細胞の内在的賦活化による革新的健康・美容産業を創出するオートファジー活性化食品や製品の事業化」プロジェクト
代表:原太一(人間科学学術院 教授)
わが国で急速に進む少子高齢化により、健康寿命の延伸やQOLの向上など、豊かな人生を送る事への社会的関心が高まっている。また近年では、消費者の健康におけるニーズが多様化しており、従来の健康に加え、美容や妊活など多岐に及んでいる。細胞の内在的品質管理システムであるオートファジーの活性化は、様々な疾患の予防、健康寿命の延伸、育毛や肌質の向上、妊娠率の向上と関連することが示されており、健康寿命の延伸やアンチエイジングの切り札としてオートファジーに関心が高まっている。そこで本事業モデルでは、申請者の発見しているオートファジーを活性化する食品成分・天然化合物とこれまでの研究で培った研究資材を基礎に、オートファジーを調節する機能性食品やサプリメント、美容品を開発し、「細胞再活性化による健康・QOL向上製品」という新規の市場を構築することを目指す。