「失明予防に向けた無線計測治療レンズの事業化検証」プロジェクト
代表:三宅丈雄(情報生産システム研究科 教授)
本提案課題は、微弱な生体信号(眼圧と涙中糖度)を高感度に測り、適切なタイミングで点眼治療を実現する無線計測治療レンズを開発し、さらに、動物実験と組み合わせた非臨床試験を実施することで、医療機器としての事業化に向けたコンセプトを決定することを主な研究目的とする。その実現のため、開発サポート機関が主催するハンズオン的支援やアクセラレータープログラムに参加することで、本製品を事業化するための市場調査や医療機器としての製品仕様を決定する。なお、本課題で利用するコアな技術は、申請者が単独特許として権利化した技術シーズを利用するものであり、その成果は、失明原因第1位の緑内障と第2位の糖尿病網膜症という社会的ニーズに応じるものである。